欲しい物がなかなか手に入らなかったり、全然成果が出ずに心が折れかけたりすることってありますよね。
そんな時に思い出したい言葉が、「あきらめたらそこで試合終了だよ」です。
あなたも、一度は耳にしたことのあるセリフではないでしょうか。
これは90年代に流行った、あのバスケットボールを題材にした週刊少年ジャンプでの連載漫画、スラムダンクでのセリフです。
今回は、この言葉から学ぶべき教訓について、お話します。
動画で解説!
安西先生と三井寿のエピソード
はじめに、「あきらめたらそこで試合終了だよ」という名言が出たエピソードについて、話していきます。
主要キャラクターの一人、天才スリーポインターの三井寿が、安西先生を信奉するようになったエピソードです。
彼は中学生の県大会決勝で、ワンマンチームであったがために、相手チームに抑え込まれて苦しいゲーム展開を強いられます。
しかも、残り時間がなく、負け越しており、窮地に立たされます。
そんなときにコート外へボールがこぼれ、いよいよ諦めかけてしまうのです。
その時にたまたまボールを拾った安西先生が、三井に投げかけた言葉が、この非常に有名な言葉。
「最後まで希望を捨てちゃいかん、諦めたらそこで試合終了だよ。」
三井はこの言葉を受けて、再びやる気を取り戻しました。
最後まで諦めずにプレーすることで、何と残り時間数秒のところで逆転シュートを決め、見事優勝を果たします。
更には、県の最優秀選手であるMVPにも選ばれ、夢を叶えることができました。
僕としても非常に印象深く、思い出に残っている話で、スラムダンクという作品は、何度読んだかわからないほどです。
と、話がそれましたが、諦めなければどんな夢でも叶うと言わないまでも、そもそも諦めてしまったら、そこで終わりだということです。
最後まで立っていたものが勝つ法則

喧嘩は最後まで立っていた者の勝ちだとか、戦いは最後まで生き残った者が勝ちだといいます。
諦めずに足掻こう(あがこう)ということですね。
最後まで諦めずに頑張るというのは、よく聞くことですが、僕は誰にでもできることだとは思いません。
ですが、非常に大事なことなのです。
成長するか退化するかの二択
この世の全てのものは動いていて、変化のないものはありません。
僕らが住んでいるこの地球だって自転しているし、太陽の周りを公転してもいます。
一見、静止しているように見えるものでも、視点を変えれば動いているのです。
人間も生きているということは、動いているということ。
進化するか退化するかの二択で、現状維持はありません。
時間は止まってくれず、何もせずに放っておけば、人は老化していってしまいますよね。
つまり、退化してしまっているといことなのです。
理想の自分になるために必要なこと
成功している人、魅力的な人、輝いている人、ハッピーな人とはどんな人でしょうか。
日々、自分の理想像や定めた目標に向かって頑張っている人です。
自己満足してしまっては、進化や成長は、そこでストップしてしまいます。
満足は成長を止めてしまうのです。
ですから、あなたが本当に手に入れたいものがあるのであれば、諦めるべきではないですよね。
時には諦めることも大事

一方で、諦めることが全て悪いわけではありません。
なぜなら、一つのコト、ヒト、モノなどに執着しすぎて諦めずにいて、しかもそれが手に入らなかったら、または手に入れられない状態が長く続く場合、強く長い緊張状態がストレスとなり、体を蝕むことになるからです。
人は全てを手に入れることは難しいので、時に諦め、時に求めるのが人間らしい人生と言えるのではないでしょうか。
大事なのは、バランスだということですよね。
まとめ
スラムダンクという漫画は、90年代から非常に人気が高い漫画で、今もなお、全巻セットが売れていたり、新装再編版が出版されたりしているほどです。
スラムダンクには、とても感動的な場面が多く描かれており、数々の名言(後に名言となったセリフ)があります。
今回は、その中でも特に有名な「あきらめたらそこで試合終了だよ」について、お話しました。
心が折れかけて投げ出したくなることは、よくあることです。
そんな時には、安西先生の「あきらめたらそこで試合終了だよ」というセリフを思い出してみてください。
きっと、勇気が出て、最後までやり遂げることができるでしょう。