今回の星読みは
将棋棋士の藤井聡太さんです。
藤井さんは史上最年少(14歳)でプロ入りし
そのまま29連勝、複数タイトル獲得など
数々の記録を塗り替えています。
彼は2002年7月19日生まれ、
愛知県瀬戸市出身です。
藤井さんは太陽が蟹座であり、
水星・木星も蟹座と
10天体中3つが蟹座でステリウムです。
しかも各天体の間隔が近い配置です。
近いほど強調されるのですが、
太陽と木星は0度台であり
木星は発展・拡張を表します。
ますます太陽のエネルギーを
拡大していると読めます。
蟹座というと繊細さに強い感受性と
共感力が挙げられます。
この繊細さに磨きがかかっているので、
今でいうHSPと言えるかもしれません。
HSP(HighlySensivePerson)とは
非常に感受性が強く敏感な気質を持った人
という意味です。
ネガティブに捉える人もいますが、
繊細が故に感覚が研ぎ澄まされて
発揮できる才能もあります。
ガンダムのニュータイプみたいですね。
そして彼の場合はこれだけではありません。
さらに繊細さに拍車がかかる要因として
海王星が太陽と木星の2つにクインデチレ
という強力に強調される
配置になっている事が挙げられます。
これだけ色々な要素が重なると、
彼の蟹座的要素や繊細さが如何に強調
されているかがわかるかと思います。
藤井さんは個々の興味関心を尊重した
自由な教育法である
モンテッソーリ教育により
「ものを考える能力や観察する能力」
を培ったと言われています。
また蟹座は模倣が得意です。
観察し考え模倣する。
持ち前の感受性と共感力により
敏感に察知し、太陽蟹座の才能に
磨きをかけたものと思われます。
彼は仕事などに発揮されるエネルギー
を示す火星が表現を司る獅子座であり、
自身の表現方法として
「将棋」を選んだのでしょう。
月が蠍座であり一点集中、
深みへの追求を示します。
一つのことに集中して徹底的に深掘り
してやり込むのは月が蠍であれば納得です。
この月は天王星とアスペクトを
とっており強調されています。
のめり込むタイプなのは
幼少期の様子からも伺えます。
祖母の育子さんはこう話しています。
「最初は、聡太が幼稚園のときに"スタディ将棋"を買ってやらせてみたんです。
そしたら、ほかの子たちと明らかにものが違ったから、
ふつうの将棋に切り替えて子ども将棋教室に通わせたの。
好きなことにのめりこむタイプみたいで、
電車のプラレールなんかは家の中を部屋から部屋でつないで
ものすごく長い線路を作っていました。
私に線路の切り替え係をさせるものだから、
大変でしたよ(笑)」
他の天体とのメジャーアスペクトを取らない
ペレグリン(ノーアスペクト)という配置があります。
この配置は他の天体の影響を受けないので、
その天体が暴走するほどに強調されることがあります。
その配置(ペレグリン天体)がなんと
金星、海王星、冥王星と3つもあります。
これらが指し示すものは
創造性、感性、理想、深さへの欲求の強調などです。
いずれも太陽蟹座、月蠍座、火星獅子座
を連想させるものです。
藤井さんのホロスコープを見て思うのは
これでもかって位に強調されていることです。
彼は環境が良かったのか、星のパワーを
ポジティブに活かされているのが凄いですね。